日本からも買えるシンガポール銘柄と分析

ホーメイ
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シンガポールの株を取引できるの?

まずはどんな銘柄があるか紹介しよう

スティーブ
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先日シンガポールの投資家の方とお話しすることがありました。その際話題に上がったのが、米国株日本株と日本人は取引するけれどシンガポールの株式市場ってどうなの?って話になりました。

とはいえ、シンガポールってどんなんだろうなぁとは思っていたんですがそういえば私アジア株の取り引きをしていたことを思い出しました。調べてみると記憶がよみがえってきて知っている企業が多い!しかもしっかり日本人が買えるようにSBIや楽天では取引可能なんですね。ネット証券ではなく対面型の証券会社の方がこういった少し特殊な銘柄は取引可能だったりします。またいずれ紹介するInteractive brokersではより多くの銘柄が取引できるのでそうしたら再度お知らせします。

ということで今日は日本人が投資できるシンガポール銘柄をご紹介します。

そもそもシンガポールって?

東南アジアの中でも発展している都市として名前が知られていますね。

シンガポール島と60以上の島によって成り立っている国で国土はちょうど東京23区と同じくらいです。

教育、娯楽、金融、ヘルスケア、などいろいろな面で国際ランキング上位に格付けされており、驚いたのはすべての主要な格付け機関からAAAソブリン格付けを持つアジアで唯一の国家だそうです。

1人当たりのGDPが世界で2番目に高く個人の生活の質、個人の安全、住宅など社会的インフラも整っています。

そんなシンガポールの株式ですがシンガポールの会社は配当を重視しています。

日本では「配当金は利益からのみ株主への支払いが許されている」わけですが、つまり配当金は利益剰余金の額から出してくださいっていうルールです。

一方シンガポールはどうかというと、前期まで赤字で繰越欠損金があっても登記が黒字で利益が出ている場合配当金を出すことが可能なのです。

繰り越し欠損金が半永久的に繰り越せる点も日本とは違いますね。

さらに、シンガポールではワンティア制度というのがあり、法人所得税が課せられた後に支払われる配当金には一切課税がないのです。

その結果国民の52%が投資をしているというデータもでているくらい投資には積極的です。いろいろな会社の株価とS&P500(一般的なインデックス投資の利回)を比べてみました。

S&P500と様々なシンガポール株
ホーメイ
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税金がなかったら投資する人も増えるよね

長期で見たら期待大:Singapore Exchange Limited(S68)

シンガポール取引所の株(S68)です。SBIでも楽天でも取引可能です。

シンガポール取引所はシンガポールで唯一の取引所でつまりシンガポールで株の取り引きが盛り上がれば盛り上がるほどこの取引所は独占状態なので儲かることになります。

総資産は約3000億円、年間の収益は約1056億円。

2021年に一時期買収によって収益が落ち込みましたがROE33%、ROA13%、配当利回りは3.29%です。

S68(ピンク)とS&P500の比較(青)

2020年から株価推移を見ていると面白いのがS&P500とのヘッジに使えるんじゃないかという点ですね。ヘッジというのは一方の株価が下がったときに全体資産の減少を防いでくれる商品のことをいいます。

ご覧の通り、2020年のコロナショックではそれほど下がらず、すぐに上昇しました。

まぁそもそもの株価が9ドルとかなのであまり下値を終えないのも特徴ですね。

この年始からの動きをみても面白いですね。

年末にかけて大きく下がり、S&P500が下がり方向な反面上昇しているように見えます。こういう銘柄を持っておくと相場の急落にも耐えることができますね。

最近の株価の動きもS&P500が下がっているのに対して上昇しているね

スティーブ
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シンガポール大手スーパーチェーン:Sheng Siong Group Ltd(OV8)

島中に63店舗も展開している超大手スーパーマーケット会社です。コロナによる隔離で人々が家で食事をとるようになったことで追い風を受けています。

2020年の売上は前年比+40.6%しかも純利益は+83.7%の約139億円です。2021年にその勢いは衰えたもののビジネスの展望は明るいです。

入国規制の緩和によって今後期待できるのと社長であるMr Lim Hock Cheeによると新しいアウトレットをどんどん新築していくようです。

OV8(紫)とS&P500比較(青)

2020年コロナからの復活勢いがすごいですね。これも年始からの世界的な株安に耐えるどころか上昇しています。米国株と逆相関の関係にあることがわかりますね。

世界の株式が大きく伸びているときには失速しがちなのでこの性質を使ってこれからの利上げに対してポートフォリオを守る銘柄として組み入れてもよさそうです。

株価は1.52シンガポールドルなのでとてもお得、配当利回りも4%と割と高い傾向にあります。

ホーメイ
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年始からの上昇がどこまで続くかがカギだね

エアターミナルサービス会社:SATS(S58)

S&P500が年始から17%も下がっている昨今この会社の株価は+13.62%です。

S58(水色)、S&P500(青)

SATSはシンガポールの空港で最も大きい食料品提供とターミナルサービスを行っている会社です。世界の株価はさえないですが東南アジアの着実な航空需要回復の追い風を受けています。

機内食のケータリング事業もアジアを主な拠点として14か国、55か所で行っています。

日経新聞でも時折ニュースにあがりますね。

今年4月に行ったインタビューによるとコロナ前の水準に戻るのは2024年か25年になると予想しているようです。株を買うなら長期で持つ覚悟がいりますね。

コロナの間にもしっかりと非航空ビジネスを強化していた点はとても評価できます。

売り上げの86%がシンガポールに依存しているため今後観光客の復活を期待するのであれば買っておくのもアリかと思います。こちら日本の証券会社でも買えるのでぜひ見てみてください。

旅行需要は戻っていくだろうから長期投資にはアリかも

スティーブ
スティーブ

最後に

最後にしっかり大化け株も紹介しておきます。とりあえずこちらのグラフをご覧ください。

AVX(オレンジ)とS&P500(青)

S&P500が2017年から約71%上昇している間に約2660%上昇した銘柄があります。AEM Holdings(AWX)という銘柄です。

同じように100万円を預けていたら片方は171%になっていましたがこのAEM Holdings1を買っていれば2760万円に増えていました。S&P500がほぼ動いていないようにすら見えますね。

AEM Holdingsはシンガポールを拠点とする半導体テストソリューションプロバイダーです。2000年の時流に乗っかったまさにシンガポールのNVIDIAですね。

半導体製造装置や関連ツール部品の設計・製造に従事しています。最近の適時開示でも2022年通期の売上が約700億円~750億円の間になると、一カ月前には約670億円と言っていたのが上方修正されました。

上記挙げたシンガポール銘柄はどちらかというと海外の株価下落に耐えられるディフェンシブな動きをしていましたがAEMはさすがに同じ動きをしていますね。

逆にいえば仕込み時ともいえます。

シティバンクのアナリストは最近目標価格をBuyに引き上げました。ち

なみに主な取引先はあのIntelだったりします。

2022年から2024年にはマレーシアやベトナムに新しい生産ラインを引くみたいなので期待ですね。

ちなみに日本の証券会社では買えないのでぜひ海外の証券会社で買ってみてください。

(海外証券会社の開け方はまた更新します)

ホーメイ
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半導体はの値上がりスピードはすごいね

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1993年から
「引け(15時)で買って、翌寄り付き(9時)で売る戦略は1100%の成績。一方
「寄り付きで買って、引けで売るのは」未だマイナス。
単純で誰でもできる戦略だがそれだけでこんなに差が出るの面白い

Steve Burns@SJosephBurns

The "buy the close, sell the open" strategy is now up nearly 1100% since 1993, while the "buy the open, sell the close" strategy" is still negative. via @bespokeinvest $SPY

海外では個人投資家がついに投げ売ってるようです。長期投資の方々まだ生きてますか?
「本屋の棚から投資本が消えた時が本当の買い場だ」
と昔お世話になった先輩がいうておりました。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-23/RDXLOIT0AFB601

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プロフィール

こくチーズプロフィール

・幼少期よりヨーロッパ、アジアを中心に海外を周る。


・京都大学で建築のデザインを学び、図面制作事業(現Architech株式会社)を設立。


・首席で卒業後ゴールドマンサックス証券の当時最先端であるアジア株アルゴトレーダーとして勤務。1日に数100億円もの取引をさばく。


・2020年に独立後、株、為替、不動産、太陽光、マイニング、海外信託、ヘッジファンドなど様々な投資を行いながら法人向け運用&節税、個人向け資産形成&資産運用コンサルティング業を行う。


・関西と関東で教育の先生としても活躍。


・海外の金融の世界を見てきたならではの情報と分析をたまにブログに投稿している。

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